調査結果

速度は通常よりも遅い(1桁Mbps)ですが通信ができなくなる場面は無かったです。動画は見ませんでしたが画像の閲覧などで待たされる場面は無かったと思います。

ルーターが4G専用・WiMAXの5G転用が進んでいることもあり若干の懸念がありましたが予想以上に頑張っていました。5G対応ルーターだったらもっと良かったでしょう。

コミケで最適なモバイルデータ通信環境構築

通信速度は端末の通信性能やOS、使用する回線との相性、場所、時間にも左右されます。

他人の事例はあくまで参考であって、自分の環境だと問題が生じなかったり、逆に悪化する可能性はあります。

従来型の4G回線は依然広く使われていますが、利用人口が多い分、人が密集する所だと回線が混雑しやすいです。

5Gに対応した新しい端末・回線を持っている方は積極的に5Gを使いましょう。

5Gにはいくつか仕様がありますが、その中でも高速なのが5G SAです。

まだ利用者が少ない帯域ですが、その分通常の5Gより空いているので使える環境にある人は積極的に使用した方が良いと思います。

私は対応端末を持っていないので実態は不明ですが超速のミリ波(n257)も受信できるそうです。

5G SAを使うには対応する端末・回線が必要です。端末については各社で確認が取れた物が公表されているので自分が使っている端末があるか確認して下さい。

SIMフリー機についてはメーカーの技術仕様書でも確認できる場合があります(通信規格に5G SAと書かれていればOK)。

対応回線については2024年12月末現在だと以下の通り。

使用する場合は手続きやSIMカードの交換が必要になるので、契約している各社のサイトから探して見て下さい。

OCNモバイルONE, povo2.0, Y!Mobile/LINEMO, 楽天, 各種MVNOは2024年12月末現在は未対応です。

速度的には王道のWiMAXが無難。5G SAも最新端末なら対応しています。

レンタルをやっている業者もあるので普段WiMAXを使わない人はそれでもありかもしれませんね。

昔、契約していた名残で端末だけ持っている人はプリペイドで使用できるpovo2.0を契約して使う手も。

povo2.0はSAこそ使えないですが、自分が調べた限り、最低限の連絡・テキスト中心の使用なら問題ないです。

オフライン・アナログでできることはそれでやった方がいざ通信障害が発生した時にも困らずに済みます(地図や情報をPDF化して保存しておく等)。

MNO4社も混雑しやすいことは把握しているので毎回会場周辺に移動基地局車を派遣してくれています。

只、高画質で動画を見る、3Dオンラインゲームをする、クラウドストレージ・自宅NASから大きなデータを送受信することはいずれにせよ難しいです(特に会場内)。金融取引と言った高速性が求められるのも避けるのが無難でしょう。

コミケを理由に回線を変えることはおすすめしないです。これは評判の良かった回線であっても次のコミケをやる頃には利用者増に伴い混雑してしまう可能性もあるからです。逆に遅いと言われた次回までに改善している可能性もあります。

むしろ2回線を保持して冗長化した方が効果は大きいと思います。

会場内にはコンセントがないのでdocomo homeの様なホームルーターを持っていて飛ばすことも困難です。どうしてもの場合は超大容量電池を使うしかないです。