凸凹研究所

関心のある、購入した製品ついて書く不定期更新の雑記ブログです。

Pixel 6をauからレンタルしてみた+PovoへのMNP

 auのキャンペーンでPixel 6が実質一円で二年間借りられるので契約してきました。

レンタル実質一円の仕組み

  • 22か月間は請求はなし(実際は請求が来るがキャンペーンの割引で相殺)
  • 23か月目に1円だけ請求が来る。
  • 25か月目までにauショップ(日本全国どこの店でも可)に持っていけば返却完了。付属品は不要で本体だけでOKとのこと。
  • 返さない場合は残金を支払うことになる(特に何も手続きしない場合は分割)。残金を払い終わったら完全に自分の物になる。
  • (Pixel 6の場合)破損があった場合は最大22,000円を支払う必要がある。

契約した動機

  • 予備機OnePlus 7の電池がくたびれてきたのでその代替。電池交換するより安いので。
  • OCNモバイルONEからpovoにMNPするついでに。
  • カメラ性能に興味があった
  • 二年経ったらどうせ新しいのが欲しくなる。

 先月やろうかなと思ったんですが、OCNはMNP手続きが瞬時に出来ないことを知らなかったのでその時は断念。 もう終わったんじゃないかなと思いつつ店を覗いたら、まだキャンペーンをやっていたので今度こそ契約しました。 SoCの安定性が評価されているので、たまにはiPhoneにしようかなとも一瞬考えましたが、 最近買う機器はType-Cを使える物で統一している以上Lightning端子問題が気になってやめました。

 auの回線を使う気はないので、一番安いプランをオプションなしで契約。 担当者の方もこちらの意図が分かっているのかテキパキ進めてくれて一時間も掛からず手続き終了。

 転売防止なのか簡単な初期不良の確認と称して開封作業を行いました。 まあ貸出である以上人には売れないし、そもそも自分で使うので問題なしです。 最初に貼ってあった画面保護のシールとかも、いらないのでその場で捨ててもらいました。

 あとは注意点として契約後180日間は同じようなキャンペーンには参加できないと言われました。

MNP

 三月に店員に聞いた限りでは、povo2.0移る場合は半年以上、UQモバイルに移る場合は一か月以上使わないとブラックリストに載るらしいとのこと。 でも回線は現状で十分なので気にしないでさよならします。ごめんねau

 auからpovoは本来なら簡単に移行出来るんですが、なぜか2021年末からメンテナンスが入ってわざわざMNP転出番号を取らないと移行できないらしい。しょうがないので普通に手続きする。

 PixelはeSIMが使えるので即日発行するか悩んだのですがeSJM非対応の端末で使い回せるように物理型を選択。

 そうしている間にAmazonで頼んだ最安の透明ケース(400円)が到着。画面保護フィルムは知り合いのを譲ってもらった。

開通手続き

 前日の午後に申し込みをしたのに翌日の午前中に到着。噂には聞いていたが速い。

 送り主を見る限りではpovoの発送専門施設があるらしく認証が取れたらすぐに送ってくれるのだろうか。配達はヤマト運輸

 封筒の中には説明書、SIM本体、SIMピン、おまけのステッカー?が入っていました。

 開通作業はOnePlus 7経由で実施。 作業はアプリ経由で一瞬で終わる。有効化して数秒後にはauのSIMが使えなくなり無事開通…

 何故か電波が入らない。再起動したらちゃんと入った。 説明書通りにSIMカードを入れる前に開通手続きしないといけないらしいです。

 24時間無制限トッピングが追加されていたので試す。速さは自宅の場合は普通。

Pixel 6

 auから購入した影響か最初に表示されるインストール推奨アプリにau系のアプリが混じっていました。拒否できるので問題は無いですが。

 SIMロックは最初から掛かっていないとのこと。総務省方針の尊重かPixelゆえの特別対応かは不明。手続き不要なのは嬉しい。

短所

  • カメラとスクリーンショットの音を無効化できない。今の所Root化する以外で良い方法は浮かばない。
  • 重い(軽量なMi 11 Liteと比べると猶更)
  • カメラの出っ張り
  • (フィルム付けている影響もあると思うけど)指紋認証の精度がやや悪い。OnePlus 7の方が上。これならPixel 5みたく背面指紋認証の方が良かった。
  • 顔認証無し(アップデートで追加されるかも)
  • 独自SoCなので場合によってはSnapdragon機と違って不具合が起こるかもしれない
  • 有線でモニターなどに画面出力することは不可

長所

  • 独自アプリが入っていない
  • (日本版限定)Felica対応
  • アップデート期間が長い
  • 写真・動画の写りに癖がない
  • eSIMが使える
  • USB-PD対応(汎用の充電器で急速充電可)

人による

  • Android 12は今まで仕様が変わったため11以前に慣れた人には使いにくいかも
  • Dual SIMだが片方はeSIM

Google初の独自SoC「Tensor」について

 Google初の独自SoCと謳っているが、技術的にはSamsungのExynos 2100(主に韓国・欧州版のGalaxy S21で使用)を基にGoogle独自のEdge TPU を載せられるように改修した物らしい。

9to5google.com

 Googleの機能を最大限活用するためのスマートフォンと言った感じ。万人受けしそうでしない印象。 評価も人によってはっきり分かれています。

 体感的にもMi 11 Liteと比べてもそれ程動作性能が上がった気はない。 それでも準高級機スマートフォンだけあって格安機に削られがちなqi(置くだけ充電)とかがあるのは使わなくても気分的に嬉しい。 今回は独自SoC搭載機初の端末なのでPixel 7(仮)でどう改良されていくのかが楽しみです。

 手荒に扱えないので普段用にするかは分かりませんが、当面は予備機兼簡易的なビデオカメラとして使おうと思います。