ジムに行き始めたのですが、スマートフォンをポケットに入れて万歩計として使うのは、汗が付着するのと、動く度に重さで飛び出しそうになっていたので、良い機会と思い購入を決断しました。
前回はExpansysで注文しましたが、今回は値段が安かったのと冒険も兼ねて、Aliexpressでの購入に挑戦してみました。
掛かった日数
Aliexpressの追跡記録(一部省略)
日付 | 配送履歴 | 場所 |
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2019/09/18 09:06 | 注文 | |
2019/09/24 14:45 | Order information received by carrier(店舗が注文確認) | |
2019/09/30 11:36 | Accepted by carrier(発送準備) | |
2019/09/30 15:28 | Outbouding in sorting center(倉庫から発送) | |
2019/09/30 23:30 | Hand over to airline(航空会社に引き渡し) | 香港 |
2019/10/04 00:26 | Despatched to Overseas Postal Admin(シンガポールから日本に) | シンガポール |
2019/10/04 20:00 | Airline arrived at destination country(日本に到着) | 日本 |
2019/10/09 09:00 | Held by import Custom(税関手続き開始) | |
2019/10/09 16:00 | Departure from inward office of exchange(税関手続き終了) | |
2019/10/10 19:38 | Processing at delivery Post Office,Scheduled delivery date:Oct 11(配達をしてくれる最寄りの郵便局に到着) | |
2019/10/11 09:16 | Send item out for physical delivery(配達開始) | |
2019/10/11 16:26 | Successful delivery (配達完了) |
日本郵便(一部省略)
日付 | 配送履歴 | 場所 |
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2019/10/04 00:26 | 国際交換局から発送 | シンガポール |
2019/10/08 22:28 | 国際交換局に到着 | 最寄りの国際交換郵便局 |
2019/10/09 09:00 | 通関手続中 | 郵便局内の税関出張所 |
2019/10/09 16:00 | 国際交換局から発送 | 最寄りの国際交換郵便局 |
2019/10/10 19:38 | 到着 | 地元の郵便局 |
2019/10/11 16:26 | お届け済み | 自宅 |
合計で注文から到着まで23日掛かりました。当初は13~20日に間に到着予定と言われてましたが、中華人民共和国の建国記念日に伴う警備の強化や香港のデモ活動の影響もあって、遅れてしまったのだと思います。
製品について
画面はフルカラー有機EL。別にスマートフォンでは無いので、太陽光に弱い有機ELを採用しなくても良いとは感じますが、他の競合機も有機ELなので、業界としては電池持ち重視で有機ELが主流なのかも。
今回購入した型は国際版。後で気付きましたが中国大陸版でも英語表記は可能みたいなので、安い大陸版を買って大丈夫です(千円も差は無いですが)。
現時点では日本語には対応していないので、項目は全て英語表記されます(国際版を使用且つ端末側の言語設定が日本語の場合)。只、難しい英語では無いので理解は出来るはずです。日本版では日本語で使用する事が出来ますが、国際版と大陸版は日本語での使用は現状では不可です。只、難しい英語では無いので理解は出来るはずです。
初期設定
WearOSとかでは無いので、接続及び設定には専用のアプリが必要です。Playストア及びApple StoreでXiaomi公式提供の管理アプリのMi Fitがダウンロード出来るので拾ってきます。説明書にダウンロード先のQRコードも描かれているので、それを読み取っても大丈夫です。
利用にはMiアカウント、Googleアカウント、Facebookアカウント、WeChatアカウント等のどれかが必要です。私は面倒臭いのでGoogleにしました。
後は端末のBluetoothを起動した状態でアプリの設定を進めていけば簡単に準備出来ます。OSが対応していれば特に問題は起きないはずです。
機能
主な機能は以下の通りです。スマートバンドとしての必要な機能は概ね入っています。
- デジタル時計
- 万歩計
- 各種運動の記録
- 心拍数計測
- 睡眠の質の計測
- 音楽の再生停止、音量調整
- 時間計測
- アラーム
- 現在地の天気、気象警報
- アプリの通知
- 着信のお知らせ
アプリの通知
アプリの通知をそのまま表示してくれます。(中国の物なので当然ですが)マルチバイト文字対応なので日本語表記も問題ありません。絵文字は文字化けしてしまいますが、実用上特に問題ないでしょう。私はLINE、災害速報、電子マネーのアプリ等で通知させています。
ちなみにアプリに限らず全ての通知の際は音の代わりに本体が振動して教えてくれます。振動はMi Fitで調節可。
体調管理
心拍数の計測と睡眠の質の確認出来ます。精度と測定結果の信頼性は何とも言えませんが、まあ目安にはなると思います。心拍数の計測は常時にも出来ますが、その分、電池を消耗します。
連携機能
Google提供の健康・運動管理アプリのGoogle Fitと連携が出来、Mi bandから集計した情報をGoogle Fit側にも反映してくれます(二重で記録も取られない)。購入以前はGoogle Fitを活用していたので、今まで築き上げてきた物が無駄にならなくて嬉しいです。
音楽
音楽の再生及び停止、前後の曲への移動、音量調整が出来、曲名も表示してくれます(アーティスト名やアルバム名等は無し)。SpotifyとAmazon Musicで使える事は確認済み。まあ音楽アプリならどれでも対応しているのではないでしょうか。
その他
アラームとタイマーは振動のみで音を出さずに使えるので公共の場で使う時に重宝しています。「More - Find Device」を選択すると、スマートフォンから音がなり、何処に端末があるか教えてくれます。但し周りに迷惑掛かる位の超爆音なので使用には注意。
防水性能
普通の入浴時、一般的な25m水泳プール、ミストサウナでも使いましたが、問題無く作動しました。防水性能は安心して良いと思います。只、保護フィルムを貼っていると、水滴に反応して上手く操作出来ないので、こうした場所で使いたい人は貼らない方が良いです。
電池持ち
公称では二週間以上持つと宣言されています。私の使い方では、二週間どころか三週間以上持っていて、脅威の電池持ちです。元々画面も小さいですし、高度なOSが入っていないのが、電池持ちの高さに貢献しているのでしょう。
まとめ
電池持ちの事を考えると、時計としての目的重視で買うのはあんまりお勧めできません。ウェアラブル端末自体が運動習慣のある人、健康に関心のある人向けになってきているので、常にそういった事をやられている人やこれから行いたい人が使うと良いでしょう。
高価なウェアラブル端末だと手荒に扱うのを躊躇してしまいますが、この値段だったら遠慮せず使えると感じました。Amazonで大量にスマートウォッチが見つかりますが、レビューの信憑性も怪しいのが多いので、Mi band 4かUMIDIGIのUWatch2辺りを買うのが無難かと。
Mi band 4は世界中で人気なのでハード、ソフト問わずサードパーティーに恵まれているのも長所です。純正はゴム製バンドですが、別途購入する事で金属製等の物も使用出来ます。また管理アプリもMi Fit以外の非公式な物もあるので、色々と試してみても面白いはずです。
自社クラウドファンディングサイトで系列会社のHaylouが9.9999.9元(日本円で約1500円)のより安いスマートバンド販売の為の資金を募っているので、これが本国のみならず海外で販売される事になったら、こっちを買ってみても良いかもしれません。