凸凹研究所

関心のある、購入した製品ついて書く不定期更新の雑記ブログです。

PUBGモバイル ASUS Zenfone3(ZE552KL、RAM4GB版)動作まとめ

 最近、PUBGにハマってるので、Zenfone 3での動作報告を簡単にまとめたいと思います。多分、ZE520KL(5.2インチ、RAM3GB版)とほぼ同じだと思うので、そちらを使っている方でも参考になるかもしれません。

 

【設定】解像度低、フレームレート高

 

大体は動く。但し…。

  • 車移動を中心に処理落ちしやすい。
  • 死亡後の観戦にカメラがかなり待たないと追い付かない
  • 割とすぐ熱くなる。懐炉状態
  • 経験上、十回に一回位アプリが落ちて、試合を開始出来ない

 

【結論】Snapdragon 625でPUBGやるのはキツイ。

 ベンチマーク的に大差が無い、Snapdragon 450(AQUOS Sence2等)/630(Moto G6 Plus等)もキツイと思います。ミドルハイ級の636(Zenfone5等)/660(R11s等)/670(Pixel3a等)だとどんな感じなんでしょう。

 

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バーコード決済(何とかペイ)から考える日本の非現金化(キャッシュレス化)

どうしてバーコード決済に注目を集めるのか?

 去年辺りから急速に〇〇Payと呼ぶバーコードを用いた非接触決済が話題になっています。非接触決済は既にクレジットカード/デビットカードを始め、電子貨幣、交通系ICカード、ID/QUICPay等が日本では実用化されています。

 バーコード決済はあくまでそれは決済手段の一つでしかありません。現にLINE Payはバーコード、LINE Pay プリペイドカード(JCB)、QUICPayGoogle Pay)、NFC(国内未実装)の四つの手段に対応しているので、実際は非現金非接触決済の選択肢が増えただけです。では何故バーコードが流行っているか?

 それはシステムの構築が安価に出来るからです。この一年で物凄く加盟店が増えたのも、提供側の営業努力もありますが、やはり導入維持費用の安さが最大の理由です。具体的には…

 国際ブランドのデビットカード/クレジットカードで支払う習慣が確立している欧米や韓国と違い、日本ではそこまでカード払いが日常的では無かったので、ここから非接触決済が始まった中国と同様にバーコード決済が取り入れられる隙間が生まれたんだと思います。

 もう一つの理由として電子マネーの新規参入がもう難しいのもあると考えています。PayPayやLINE Pay、金融機関があれだけ力を入れているのは、自社が楽天等と違い電子マネーを持っていないのも関係があると思います。

カード利用者はあんまり優遇されない?

 LINE Payを除くサービスでは基本的にはカードから支払う事が出来ますが、どちらかと言うと、入金したお金を使用する、デビットカードみたいに銀行口座から引き落とす事を宣伝している所が多いと思います。 特に超高還元率で話題なPayPayはキャンペーン時でもYahoo! Japanカード以外のVISA/MasterCardでは還元率が低く(10%)、自社のYahoo! Japanカードでも19%で、PayPayに入金したお金を使う事で漸く20%になります。前述の通りLINE Payにいたってはカード払いは不可です(今年登場予定のLINE Pay VISA クレジットカード(仮)を用いれば使える様になる予定)。銀行も都市銀行地方銀行問わず独自でバーコード決済に参入しています。

 考えられる理由として…

  • 銀行:国際ブランドから決済を奪う。
  • 決済サービス事業者:自社サービスを中心とした経済圏の確立。

 かなぁと思います。

 規格、種類が多すぎる日本の非現金決済

 海外ではVISAとMasterCardの二大国際ブランドがあればほぼ事が済み、地域によっては交通系ICカードやアプリを用いたバーコード決済がありますが、あっても業界全体で仕組みが統一されていたり、強い二、三社で占有しています。それらも国際ブランドから入金が可能な事も多いです。

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ローソンの例

 しかし日本国内は国際ブランド、QUICPay/ID、電子貨幣(交通系楽天EdynanacoWAON)、そしてバーコード決済とやたら規格が多いです。一つの店でしか使えず、ポイントも貰えず、現金でしか入金出来ない独自プリペイドカードもあります。人口の多い中国大陸部がAliPay、WeChat Pay、銀聯の三強で非現金決済が構成されているので人口は関係ありません。私も前々から何で日本ではこんなに規格が多いんだろうと疑問に思っていました。

blog.livedoor.jp

 確かに自前主義的な動きが強いと思います。大手コンビニで唯一バーコード決済を取り入れていないセブンイレブンも既存の採用せず自前の物を進めようとしてます(nanacoもそうですね)。この記事によくまとめられていますが、日本ではどちらかと言うと囲い込みの商売が強かったのだと私も思います。

 ただファミリーマートビックカメラのポイント制度の変更を見るにそうした状態を改善しようとする動きもあるのは事実です。キャッシュレス分野でも、国際ブランド、Origami Payやメルペイ、経済産業省は規格の開放や互換性保持を訴えているので、全部が全部そう言う気質では無いとは思うので、業界も、広い地域で使われているEMV決済を中心に普及を進めるのと、似たような物は統一する方がいいと思います。私としては…

  • 国際ブランド:クレジットカード嫌いの人を惹き付ける為にデビットカードプリペイドカードの普及を促進。EMV決済可のカード/店舗も増やす。
  • 銀行:どこの銀行/信託銀行/信用金庫/信用組合でも国際ブランドデビットカードを発行。J-Debitは要らない。
  • QUICPay/ID:やっている事がEMV決済と同じで必要性が無いので、縮小してEMV決済の普及に切り替えるべき(Google Pay/Apple Payも同様)。残すならFelicaの高速決済を生かせる公共交通で使える様にする(PiTaPaと同じ)。
  • 電子貨幣:来客推進なら別にポイントカードだけでいいんじゃ…?各店舗でしか使えない専用電子貨幣は廃止。
  • 交通系:公共交通機関各社で共同管理会社か団体を作って完全に統一する。各カードの名前はブランド名として残れば良い。PiTaPa式の後払いも普及させる。
  • バーコード:費用が安いので零細個人店とCtoCでの活用を中心(フリーマーケット等)にして、チェーン店は安全性に勝るEMV中心に。折角、熱が高まっているのに日本人だけしか使えないのはアレなので、訪日外国人(特に中国人以外)でも使いやすくする。規格は統一。
  • Apple Pay:デビットカード/プリペイドカードの対応を増やす。Androidに進出してくれないかなぁ…。
  • Google Pay:上に同じだが、それ以上に対応カードがApple Payと比べて少なすぎるのでそこに追い付く。

 国際ブランドが圧倒的に決済の中心を占める欧米でも国際ブランドに支払う手数料は問題になっているので、国際ブランドだけが正しいとは思いません。ただ淘汰が起きず、規格が乱立していているのは私はそれ以前の問題だと思います。観光業が急成長している日本において、いくら技術的に優れていても、訪日外国人に使い辛く、私達日本人も不便する様な状況から早く改善してもらいたいです。

参考資料

about.paypay.ne.jp

news.yahoo.co.jp

 

脱現金化、キャッシュレス、クレジットカード、デビットカードプリペイドカード、国際ブランド、NFCEMV決済、Felica、電子貨幣、電子マネー、バーコード決済、QRコード決済

 

令和元年6月8日:間違えがあったので修正。

DuckDuckGoを使ってみて。

 GoogleAndroidGmailを使っている以上、日頃からお世話になっていますが、サービスをGoogleに依存するのは面白くないと思い、何か面白い検索エンジンを探していたら、このDuckDuckGoを見つけました。

duckduckgo.com

 アヒルのマークが特徴です。

 

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 米国生まれの検索エンジンですが日本語にもちゃんと対応しています。

 

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 標準だと地域設定が「全世界」なのでアルファベットだけで検索すると英語のサイトが、漢字だけだと中国語のサイトが表示されてしまいますが、地域設定を「日本」に設定すれば日本のサイトがちゃんと表示されます。何故かWikipediaの説明は逆になっていますが。検索結果は独自のWebクローラーの他bing等を参照にしているみたいです。

 

 このDuckDuckGoの最大の特徴は個人情報保護を謳っている事。トラッキングや広告ターゲティングをしない事を大々的に宣伝しています。DuckDuckGoも運営資金を得る為に標準では広告が表示されますが、表示させる、させないも利用者側で決める事が出来ます。

 

 検索エンジンなのでOS、ブラウザー、パソコンやスマートフォンタブレットPC問わず使用出来ます。AndroidiOSには最適化されたブラウザー版もアプリストアで配信されています。FirefoxSafari、SRWare Iron等個人情報保護を謳うブラウザーでは標準で選択出来ます。Torを使用するブラウザーもその役割上、標準で検索エンジンとして設定されています。Google Chromeもつい最近、地域限定でDuckDuckGo検索エンジンに設定出来る様になりました(日本では未実装)。Google Chromeを含むChromiumブラウザーOpera等のそれ以外のブラウザーもパソコン版なら拡張機能と言う形でDuckDuckGoを標準の検索エンジンに出来ます。

 

 個人情報保護に拘った検索エンジンなので…

  • HTTPSの有効化無効化。
  • 標準で使う地図サイトの設定(Google Map以外にもBing MapやOpenStreet Map等を指定可能。)。
  • 厳格、標準、無効の三段階で選べるセーフサーチ。
  • 動画再生(YouTube等の動画をDuckDuckGoから再生が出来る。)。

等の様々な機能を自分で設定する事が出来ます。標準は普通の白背景ですが、私は目の健康の為に黒背景にしています。拘りの強い方は背景や検索結果の文字の色等も自分自身で細かく決める事が可能。 

 

 最近はGoogle AdSenseを収益の柱にしているサイトが多い事から、Googleでの検索結果は結構ごちゃごちゃしている感じかなと思います。勿論Googleの質の向上には努めていますが、中々難しいのが現状だと思います。それに比べると、DuckDuckGoで検索すると比較的公式サイトを優先して表示してくれる傾向があると感じます。

 

 DuckDuckGoがこの先何処まで伸びるかは分からないけど、もっと一般的に使う人でも選択肢の一つとして普及してくれる事に期待したいです。

 

参考文献

ja.wikipedia.org

d.hatena.ne.jp

enjoypclife.net

marketingnative.jp

www.washingtonpost.com

 

SE215SPE-B-UNIを購入。

購入に行った経緯として

  • 長らく使ってきたJVC XX HA-FX11Xがご臨終に。
  • 前から気になっていた。
  • リケーブルが可能=長く使える。
  • 標準のケーブルの線が太い。
  • 2012年から継続的に売れ続けているロングセラー商品。

 同じMMCX方式を採用していている商品だと、半額以下の「KINERA Bd005E」と値段が同じ「SHURE SE215無印」等も気になったけど

  • KINERA Bd005E シャカシャカしている。
  • Pioneer SE-CH9T 聴き疲れしそう。
  • SHURE SE215無印 さっぱりしすぎている(モニター用だし)。

 どれもリケーブルすれば化ける可能性も無きにしも非ずだけど、それなら素の時点で一番自分にとって理想的な音を出してくれるSE215SPEが良いと思い選択。ケチって後悔するのも嫌だったので。

 

 購入したのは通常のSE215SPEでは無く、去年販売開始されたSE215SPE-B-UNI-A。

Android/iOS向けに マイク、音量調節・再生停止ボタンが追加されたリニューアル版。普段はAndroidApple Music/Spotify/Amazon Music、NicoBoxを中心に音楽を聴くので、相性が良い本機に。

head-bank.com 折角、良いイヤホンを買ったなら、エージングに挑戦してみようと思い、こちらのブログ様で紹介されている手法を用いて、エージングを実施。気持ち音が柔らかくなった気がします。

 

 遮音性はびっくりする程高いです。ちょっと音を大きめにしていると周りの声が全く聞こえなくなります。外で使う事も多いので大事な事が耳に入ってきて来なさそうで心配です(笑)この前、飛行機に乗る機会がありましたが、効果は絶大でした。なんでSHURE掛けが支持されているのか理由が分かった様な気がします。

 本製品はウレタン製のイヤーピースが使われています。今までシリコン製の物しか使った事しか無かったですが、ウレタン製の物は噂通り耳によく合います。私の友人もイヤーピースをウレタン製に変えたら、世界が変わったと言っていましたが、まさにその通りでした。

 音は宣伝通り低音は力強い。格安の物でも重低音を謳う物がちらほらあるけど格が違う。逆に高音はそれなりって感じですね(十分綺麗ですが)。もともとモニター用の商品を作ってきた会社だけあって、基本に忠実な音な気がします。私の場合、PanasonicやPioneer、ELECOMのイヤホンはシャリシャリしていて、聴き疲れしやすいと思い、これに決めましたが、長時間聞いていられる音です。

 事前に言った通り、このイヤホンは今まで売られていた物とは違い通話機能が付いているのですが、Zenfone3 ZE552KLとは相性が悪いみたいで、音量調節ボタンを押すと、何故かバグって認識しなくなります(他のAndroid端末では問題無く使えました。後日、店舗で同じ商品見つけたので試してみましたが、やっぱり上手く認識しませんでした。別の通話機能付きのなら普通に使えるのに…。Type-C変換プラグを接続して、Type-Cに直結すれば、ちゃんと使えます。イヤホンジャックの相性?)。

 この前、たまたま車内でスマートフォンを落としてしまった時のイヤホンジャックが曲がってしまいました。まあそう滅多に無い事だと思いますが、買ったばかりなので悲しかったです…。こう言う出来事は初めてですが、こういった経験をすると、無線の方が良いかなって少し思ってしまいました笑

 2012年の技術(今時ならもっと安くて十分に良い音がするイヤホンもあるかもしれない。)で見劣りしているとの目線で見る人もいるかもしれませんが、長い間、売れ続けているあって、丁寧な製品だと感じました。ただ購入の際は他のMMCXイヤホンを試してから良いと思います。やっぱり有線イヤホンで一万円は世間一般では高いと思うので。中華製の物なら二千円位からあります。

 いざとなったらリケーブルして音を変えたり、Bluetoothイヤホンにも改造出来るので、末永くお付き合いしていきたいと思います!

 

2019年5月1日 誤字を修正。

 

SHURE、SE215SPE、イヤホン、有線イヤホン、MMCX、音楽

脱現金への道

 最近、世界的に現金を持ち歩かない(Cashless)動きが盛んになっているので、私自身も最近は現金を持ち歩かない生活にしたいなと思い、出来る事から始めていましたが…。

 

どうせ新しい物を買うなら、携帯電話に集約したい!

 

shanstate.hatenablog.com

  前回もこんな話をしていたので、次買えるなら、Felicaおサイフケータイ)が使える物にしても良いかなってちょっと考えています。

 只、SIMロックフリー機だとだとZE552KL Zenfone3より明らかに性能が上なのは、HTCのU11とU12+、Google Pixel3/3XL、Oppo R15 Plus、AppleiPhoneの内、2016年秋以降に販売された機種位に限られています。白ロム機ならSONY Xperia XZ1/XZ2 Compact、SHARP AQUOS R、Samsung Galaxy Note8/S9+/Note9、LG V30+とか。どれも悪くないですが、値段だったり、OSの問題が気になって、これ!って言う物が決まらない。

 

バーコード(QRコード)決済を活用する。

 国外で先行するAlipay(支付宝)やWeChat Pay(微信支付)、Paytmの実績から、ここ最近増えている決済方式。専用のアプリケーションを入れれば、コードを読み取るか見せる事をすれば、簡単に支払う事が出来る。アウトカメラのついていないスマートフォンは多分存在しないと思うので、それとアプリさえ導入出来れば、端末を選ばずに導入する事が出来るのが利点。Zenfone3でも問題無く使えています。

 今の所国内では、Origami Pay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、Amazon Pay、PayPay、pixiv Pay等が展開されていて、来年以降はセブンアイホールディングスのセブン・ペイ、ゆうちょ銀行のゆうちょPay、みずほ・三井住友・三菱UFJ都市銀行連合主導の物のBank Payも登場する等、種類が急増中。

www.nikkei.com

 一応、規格の統一に向けた動きも始まっているので、日に日に便利になっていくと思う。交通機関に乗る時に使える様にして欲しいけど、航空機と船舶、高速バス以外は厳しそう。

 

安いFelicaが使える端末を買う。

 Google PayはAndroid 4.4以上、おサイフケータイAndroid 5.0以上が要件になっており、最低限この条件は満たさないといけない。白ロム機ならIDが使えるドコモ機一択。完全に決済専用機にするなら中古の低性能機で賄えるはず。OSが古いけど評価の高かったSONY Xperia Z3やSamsung Galaxy Feel系列とかが良いかな。

 良いお財布を買うと考えればそこまで高い出費では無いと思うけど、あんまり古すぎるのを買っても、アプリ側がOSのアップデートを要求して、買ってすぐ買い替えを余儀なくされるのはごめんなので、そこはきちんと考える必要があるかな。二台持ちになるから、一方はタブレットに変えても良いかもしれない。

次のスマートフォン。

Zenfone3を使い始めて、一年半以上経過したので、そろそろ新しい良いスマートフォンが無いかなって探しているこの頃。

一番気になっているのはOppo R15 Pro。Snapdragon660 ROM128GB RAM6GBと最近では一番堅実な性能。日本版ではFelicaおサイフケータイ)も搭載されるので、まあ使い勝手も良くなるかなと思っている。ただ端子がMicro USBなのがちょっと気になる所。

ASUS Zenfone5(2018)。Zenfone3以来の安定した性能だけど、ROM 64GBだから、カメラ以外はあまりに目に見える変化は無いかなと思っている。5Zも気になっている。

HUAWEI P20/Mate 10 Pro。お馴染みのHUAWEI機。興味本位の方で買ってみたい。

HTC U11。知人から勧められた。Snapdragon 835は素晴らしい。電池はどの位持つのかな?

Motorola。新型Zenfone5並みの物が出たら欲しいかも。純粋Androidはやっぱり魅力的。

SONY Xperia XZs, Samsung Galaxy S8, SHARP AQUOS R。型落ちによる値下げに期待。

まあ早くても買うのは来年の春以降だと思うから、その間に面白い機種が出る事を期待しています。

三脚「Tycka TK103」を買いました。

2019年10月5日 内容更新。

 今年の一月に買った三脚「Tycka TK103」の感想です。購入のきっかけは単純にいい加減三脚買わないとなぁと思ったのと、性能のわりにお買い得だったので、当初考えていたベルボンのSherpa 435 III等を蹴って、興味本位で購入してみました。

Who We Are

 TYCKA® was established in 2016 in Shenzhen, a creative city of China. Formerly the brand RANGERS®. It gathers a group of photography lovers, aiming to help customers capture stunning landscape with ease and obtain professional photos in even first shoot. Every product launch redefines photography operation and delivers higher cost performance. Our target is every customer can experience fun of photography more easily and quickly.

What We Do

 TYCKA® is top-level Amazon and eBay seller with storage covering each continent of the world. We provide best-quality products, thorough after-sale service system, and quickest customer service.

弊社について

 TYCKA®(以前はRANGERS®)は想像力に溢れている街、中国の深圳で2016年に創業されました。写真愛好家の皆様に支持され、お客様が簡単に風景写真を撮影し、初めてでも熟練者に匹敵する写真を撮れる様にする事を目指しています。全ての商品は写真撮影そのものを再定義し、より高い費用対効果を意識して販売されています。弊社は全てのお客様が写真撮影をもっと簡単に、そして気軽に楽しめる様にする事を目標としています。

販売について

 TYCKA®は全世界に販路を持つAmazonとeBayの有数の販売店です。 最高品質の製品、徹底した購入後の支援、最速の消費者対応を提供します。

 

Tycka公式サイト - About」より引用(翻訳:管理人)。

 上記の通り、この三脚を作ったTyckaと言う企業は、2016年に設立された中国企業です。日本向けには香港に置かれている「Tycka Japan」によって販売されています。

 TK103は中華三脚に多い一脚兼用型で、この手の三脚だと最近知名度が上がっているK&F ConceptやSIRUIが有名だと思います。このTyckaの三脚も見た目はK&F Conceptとかなり似ています。TyckaもK&F Conceptも深圳に本社があるので、元々同じ設計会社に委託して、OEMで販売しているのでしょうか?

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 説明書兼保証書は日本語(及び英語)で書かれています。少し変な日本語なのはご愛嬌。保証期間については「7日間手間のかからない返品」「15日間交換」「6年間保証」と三つ記載されています。6年間保証は兎も角、「7日間手間のかからない返品」「15日間交換」の違いは何でしょうか…?英語でも同様の事が書いてあるので見てみましたが、意味としては初期不良があった場合は「到着後7日以内に返品」か「到着後15日以内に交換」と言う意味みたいです。

 只、一方でAmazonのTycka Japanの説明では初期不良については「返品交換の連絡は商品到着後30日間以内にお願いします。返品期間(商品到着後30日以内)であれば返品および交換を承ります。と書かれていますが、この保証書に書いてある事には何も触れられていません。どっちが正しいんでしょうか。私が商品を買ったのは一年半前なので規約が変わったのかもしれません。

 

 三脚はナット式で最大口径28mmとこの価格帯では破格な性能だと思います。きちんと取り付ければお辞儀してしまう事は無さそうです。重さは1.6kgです。同価格帯の物の中では重いですが、三脚は重い事も利点に繋がるので、ここは人によって評価が分かれるところだと思います。

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  収納用の専用の袋も付いてきます。ただ私の使い方が悪いかもしれませんが、若干キツイかも…。使い込んで漸く少しは入りやすくなったかなって感じです。その他、雲台を保護する黒い小袋や雪でも刺せるスパイク(一脚をストックとして使う為らしい)もあります。

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つけたたらこんな感じですね。

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 倒れる心配は数か月一年以上使っていてありませんでした。カメラとレンズで約1kg以上ですね。ただキツめにカメラと固定しないとちょっとカメラを押すとゆっくりですが回転しちゃいますね。

photo-narrate.com TK103について検索していたら見つけたこちらのブログ記事によると、K-1でも問題無いみたいです。多分本体ならD5や1DX級、レンズなら重い超望遠じゃなかったら大丈夫だと思います。

 貸してもらったハスキー三脚しか使った事はありませんが、この値段の三脚の中では質には良い方だとと思います。長期で使えるかは分かりませんが、ネジ等の劣化が無ければ長い間使えるはずです。ただナットを回すにザラザラ引っかかる気がしますね。

 今回は私が買ったのはプロフェッショナル仕様でしたが、約七千円で買える軽量型でも良いと思います。最大口径は25mmに下がり、一部の機能が無くなりますが、実用上特に気にする事は無いと思うので、ミラーレスを使っている人や最大口径28mmに拘らない人ならお勧めかと。

 

YouTubeにも詳しいレビュー。参考になりました。


耐荷重12Kの頑丈なアルミ三脚 Tycka TK103-4段167cmの紹介

 

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