凸凹研究所

関心のある、購入した製品ついて書く不定期更新の雑記ブログです。

三脚「Tycka TK103」を買いました。

2019年10月5日 内容更新。

 今年の一月に買った三脚「Tycka TK103」の感想です。購入のきっかけは単純にいい加減三脚買わないとなぁと思ったのと、性能のわりにお買い得だったので、当初考えていたベルボンのSherpa 435 III等を蹴って、興味本位で購入してみました。

Who We Are

 TYCKA® was established in 2016 in Shenzhen, a creative city of China. Formerly the brand RANGERS®. It gathers a group of photography lovers, aiming to help customers capture stunning landscape with ease and obtain professional photos in even first shoot. Every product launch redefines photography operation and delivers higher cost performance. Our target is every customer can experience fun of photography more easily and quickly.

What We Do

 TYCKA® is top-level Amazon and eBay seller with storage covering each continent of the world. We provide best-quality products, thorough after-sale service system, and quickest customer service.

弊社について

 TYCKA®(以前はRANGERS®)は想像力に溢れている街、中国の深圳で2016年に創業されました。写真愛好家の皆様に支持され、お客様が簡単に風景写真を撮影し、初めてでも熟練者に匹敵する写真を撮れる様にする事を目指しています。全ての商品は写真撮影そのものを再定義し、より高い費用対効果を意識して販売されています。弊社は全てのお客様が写真撮影をもっと簡単に、そして気軽に楽しめる様にする事を目標としています。

販売について

 TYCKA®は全世界に販路を持つAmazonとeBayの有数の販売店です。 最高品質の製品、徹底した購入後の支援、最速の消費者対応を提供します。

 

Tycka公式サイト - About」より引用(翻訳:管理人)。

 上記の通り、この三脚を作ったTyckaと言う企業は、2016年に設立された中国企業です。日本向けには香港に置かれている「Tycka Japan」によって販売されています。

 TK103は中華三脚に多い一脚兼用型で、この手の三脚だと最近知名度が上がっているK&F ConceptやSIRUIが有名だと思います。このTyckaの三脚も見た目はK&F Conceptとかなり似ています。TyckaもK&F Conceptも深圳に本社があるので、元々同じ設計会社に委託して、OEMで販売しているのでしょうか?

f:id:Shanstate:20191005163356j:plain

f:id:Shanstate:20191005163336j:plain

 説明書兼保証書は日本語(及び英語)で書かれています。少し変な日本語なのはご愛嬌。保証期間については「7日間手間のかからない返品」「15日間交換」「6年間保証」と三つ記載されています。6年間保証は兎も角、「7日間手間のかからない返品」「15日間交換」の違いは何でしょうか…?英語でも同様の事が書いてあるので見てみましたが、意味としては初期不良があった場合は「到着後7日以内に返品」か「到着後15日以内に交換」と言う意味みたいです。

 只、一方でAmazonのTycka Japanの説明では初期不良については「返品交換の連絡は商品到着後30日間以内にお願いします。返品期間(商品到着後30日以内)であれば返品および交換を承ります。と書かれていますが、この保証書に書いてある事には何も触れられていません。どっちが正しいんでしょうか。私が商品を買ったのは一年半前なので規約が変わったのかもしれません。

 

 三脚はナット式で最大口径28mmとこの価格帯では破格な性能だと思います。きちんと取り付ければお辞儀してしまう事は無さそうです。重さは1.6kgです。同価格帯の物の中では重いですが、三脚は重い事も利点に繋がるので、ここは人によって評価が分かれるところだと思います。

f:id:Shanstate:20180430214536j:plain

  収納用の専用の袋も付いてきます。ただ私の使い方が悪いかもしれませんが、若干キツイかも…。使い込んで漸く少しは入りやすくなったかなって感じです。その他、雲台を保護する黒い小袋や雪でも刺せるスパイク(一脚をストックとして使う為らしい)もあります。

f:id:Shanstate:20180430214353j:plain

つけたたらこんな感じですね。

f:id:Shanstate:20180430185700j:plain

 倒れる心配は数か月一年以上使っていてありませんでした。カメラとレンズで約1kg以上ですね。ただキツめにカメラと固定しないとちょっとカメラを押すとゆっくりですが回転しちゃいますね。

photo-narrate.com TK103について検索していたら見つけたこちらのブログ記事によると、K-1でも問題無いみたいです。多分本体ならD5や1DX級、レンズなら重い超望遠じゃなかったら大丈夫だと思います。

 貸してもらったハスキー三脚しか使った事はありませんが、この値段の三脚の中では質には良い方だとと思います。長期で使えるかは分かりませんが、ネジ等の劣化が無ければ長い間使えるはずです。ただナットを回すにザラザラ引っかかる気がしますね。

 今回は私が買ったのはプロフェッショナル仕様でしたが、約七千円で買える軽量型でも良いと思います。最大口径は25mmに下がり、一部の機能が無くなりますが、実用上特に気にする事は無いと思うので、ミラーレスを使っている人や最大口径28mmに拘らない人ならお勧めかと。

 

YouTubeにも詳しいレビュー。参考になりました。


耐荷重12Kの頑丈なアルミ三脚 Tycka TK103-4段167cmの紹介

 

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

ThinkPad X280

ThinkPad X280が販売されましたね。私もようやく家電量販店で実機を見てきました。

うーん。薄型志向ならX1 Carbonの方が買いかな…。X2xx系列は着脱式電池(バッテリー)と付属品無しで沢山の端子が使える様な方が良いかなー。廉価版だったら、もう13系列あるし…。保守的だけどX2xx系列はあんまり設計変えない方が良いと思います。

初期化のありがたみ。

新年あけましておめでとうございます。もう二月ですが。

 

Zenfone3を初期化しました。理由は最近少し燃費が悪くなってきたかなと思ったからです。

買って丁度一年経って、色々ごみも溜まっているはずなので思い切って一層しました。動きも前よりは若干軽快になったと思います。それ以上に内部容量の空きが増えたのに驚いた。多少はアプリ減らしたり、消したりしましたが…。これにはびっくり。

まあデータのバックアップとかには多少手間は掛かりますが、確実に回復するので、ちょくちょく初期化する事は健康にも繋がるのでお勧めします。

上級機が欲しい。

 大分寒くなってきましたね。もうK-S2を購入して四ヶ月経ちました。時の流れは本当に早いです。

shanstate.hatenablog.com

  前回の記事でK-S2を二、三年使いたいと言っていましたが、それが揺らぎ始めています。中古相場で約¥45,000程度で出回っているK-3を見ると、K-S2を売って、そっちに移った方が良いかなと思ってしまいました。K-3は2013年販売された機種で当時のPENTAXの一眼レフでは最高性能を誇っていました。改良型のK-3Ⅱと同様、シャッター速度1/8000、秒間8.3コマと動き物には滅法強い機種です。最新型のK-1/KP/K-70もこの部分は敵いません。その他の部分も可動液晶やWi-Fi/NFC周り以外はK-S2よりも全体的に細かい調整が利く様になっています。

 K-S2自体は評判通り良いカメラだと思います。ただ100gの重くなる事で格段の性能向上が望めるなら、そっちの方が良いかなと思ってしまいます。初の一眼レフでD5300を選ばず、最初から当時APS-C最上級機だったD7100にした友人の存在も大きいです。その友人は売る位だったらレンズも売って、D7200やEOS 7D MarkⅡとかにしたらと言ってきましたが笑(レンズの多さは見る度に羨ましくなりますね…。)

 K-3を買ったとしても、気になるのは来年出るかもしれないと噂されているK-3Ⅱの正当後継機。それを買うか買わないかは別にして、K-3Ⅱや場合によってはKPの中古価格も下がりそうです。K-3とK-3Ⅱの値段が同じなら、そりゃあK-3Ⅱの方が欲しいです。K-3ⅡとKPが大体同じなら少し悩みますが。リアルレゾリューションが動体撮影時でも適応されますし。

 元々購入時にもK-3の存在は把握していましたが、その段階では買う勇気が出ませんでした。レンズも三脚も欲しかったので…。K-S2買ってから考え直そうと思いましたが、考え直す方向へ進んでしまいました。さて、これからどうしよう。

iPod Classicから考えるDAPのあり方

話す事がまとまらないので、考察文でも。

数多くのDAPが販売されてきましたが、今でも話題にあがる物に「iPod Classic」があると思います。

iPod Classicは160GBのHDDを搭載している事が特徴で、これは当時から現在に至るまで、携帯用DAPでは最大級の容量を誇る物です。これは現行のiPod touchの高容量機よりも大きいです。

iPod Classicはこれ以外に目立った特徴は無いです。ですが大量の音楽を持ち歩ける、音楽を聴くに特化した構造、Appleらしい洒落た見た目で音楽好きからは大変好評でした。iPod Classicの販売終了が決まってからは在庫の価格が高騰し、延命と省電力化をする為に、自力でフラッシュメモリに交換する人も沢山現れる程です。

現在ではスマートフォンの普及の影響でDAP自身の付加価値は高める事がDAPの存在を支える上で必要な事になり、更にSpotifyAmazon Music等に代表される様なストリーミングが音楽の中心なってきているので、ONKYO・Pioneer連合やFiio等は無線LANAndroidを搭載して、こうしたサービスが利用できるDAPも登場しました(iPod touchもこんな感じですね。SONYは止めちゃいましたが)。

ただデータ通信に縛られず、オフラインで大量の曲を聴く事に特化したiPod Classicはこれからも語り継がれていくと思います。

 

Apple iPod classic 160GB ブラック MC297J/A

Apple iPod classic 160GB ブラック MC297J/A

 
Apple iPod classic 160GB シルバー MB145J/A

Apple iPod classic 160GB シルバー MB145J/A

 

携帯用ノートパソコン(ラップトップ)選びで大切だと思う事

 ノートパソコンを購入する際は種類がとても多くて色々悩みましたが、その時の経験から色々と。上の項目から順に考慮する優先度です。

予算を決める

 ノートパソコンは安いのは二万円、高いのは二十万円近くに行きます。当然値段が高ければ高い程、性能が良くなります。無難なのは六万から十万位のかと。

重量

 1.5㎏以下が気軽に持ち運ぶのには限界だと思います。有名所のMicrosoft Surface(キーボード付き)やApple Macbook Air 13インチは約1.3㎏位です。軽くて高性能な機種は値段が高かったり、拡張性が犠牲になっていたりするので注意。

入力装置

 常に使うキーボードやタッチパッド等の感触は実際商品に触ってみない限りは分かりません。なので実際にお店に行きましょう。まあ慣れれば問題無いですが。

用途

 過去に発展途上国向けに作られた低性能のネットブックUMPC(Ultra-Mobile PC)が先進国でも人気を博した理由として、普通にブラウジング(インターネットで検索をする、ネットショッピング、動画を見る等)をする程度なら、小型で安価なパソコンで十分だと考える人が多かった事があります。だからこそパソコンを買う際は何をするか考えて買った方が良いです。インターネットで動画を見る位なら二万円台の安いパソコンでも出来ます。

SSD搭載か

 高速で衝撃に強いSSDの方が全てにおいて勝っています。記憶容量は外付けHDD/SSDUSBメモリ、SDカード、クラウドサービスで賄った方が良いです。備え付けHDDは避けるべき。万が一買ってしまっても交換出来るなら、SSDに換装しましょう。

画面解像度

 HD(1366×768)とFHD(1920×1080)等、解像度によって画質が全然違います。特に動画や写真をよく見る人は考えておきましょう。作業するにおいても高解像度程、多くの情報を画面に表示出来ます。解像度が良すぎて文字が小さくなるのが嫌でも、下げる事は可能なので、元々高い方が応用は利きます。

液晶の種類

 ノートパソコンでは動きに強いTN液晶と写りが綺麗なIPS液晶が主流です。このサイト様が詳しいので参照にして下さい。

www.pasonisan.com

スピーカーの音質

 モノラルよりもステレオの方が良いです。ただイヤホンやヘッドホン、外部スピーカーを駆使する場合はあんまり気にしなくて良いと思うので、値段や他の部分の性能が同じなら、解像度で選んだ方が良いでしょう。

中古の存在も

 現在、二、三万円で売られているパソコンよりも、三、四年前に十万以上で売られていた中古の高級ノートパソコンの方が性能が高い場合があります。元々法人用で使われていた状態の良い品も多いです。その場合は自分で電池の交換出来るパソコンにする事を進めます。

どこの企業か

 CPUやメモリは同じ位の値段ならどこも大体一緒です。さっきも書きましたがお店でキーボード触ってみた感触やそれこそ見た目で決めても良いと思います。

タッチパネル付き、2 in 1はどうなの?

 設計者の意図の通り、確かに汎用性は高く色々な事に使えると思います。それ故目的を持って使わないと中途半端になる恐れがあると思います。元々そう言う製品ですし。なので2 in1は私は人を選ぶ商品だと考えています。なのでお絵描きでもしない限りは高い金を払ってまで購入する価値はあんまり無いと思います。ただお絵描きをするにしても純粋なペンタブレットの方が…。

「きっと、うまくいく」を見た。

 数年前から作品の存在は知っていたので、何時かは見てみたいとは思っていましたが、中々見れず、今回、友人の家に遊びに行った時に一緒に見る機会があって、漸く見る事が出来ました。

 どんな話か大雑把に言うと、インドの最高峰の理工大学(元ネタはインド工科大学)に入学して、寮が一緒になった三人の学生が意気投合して、騒動を起こしつつ、自分らしい生き方を模索していく学生時代と、卒業して十年後、三人の内の二人が行方不明が分からなかった一人を探しに行く旅の二つの内容で構成されています。

 約3時間と言う長さですが、笑いあり、涙あり、感動あり、ダンスありで長丁場ですが全く飽きないです。しかもそれぞれが進行上破綻しておらず。脚本の組み立ても見事としか言い様が無いです。

 また、この映画ではインドの社会問題を扱っています。インドは数学と理工で伸びた国ですが、その反面で貧困層がまだまだ多いインドでは技術者になる事が立身出世の一番の近道とされていて、それにより熾烈な競争社会で苦しみ、自分の本当にやりたい事に取り組めない若者達の問題が描かれています。ようは「本当に幸せになる為には、自分の本当にやりたい事にまっすぐ取り組むべきだ」と言う地域、時代関係無く不変の事をこの映画では扱っています。

 単純に面白いインドの映画として見るのもありですが、脚本作りやインド社会の勉強にもとても良い映画だと思いました。

きっと、うまくいく [DVD]

きっと、うまくいく [DVD]

 
きっと、うまくいく [Blu-ray]

きっと、うまくいく [Blu-ray]